【酒|芋焼酎】初心者でも大丈夫!鹿児島旅行で出会った飲みやすい芋焼酎銘柄

お酒

 芋焼酎といえば鹿児島というイメージを持っている方も多いはず!

 私は芋焼酎は飲まず嫌いでいましたが、せっかく鹿児島に来たのであればと飲んだら、美味しい。。。ハマってしまいました。

 そこで今回は芋焼酎の基本知識と私が初めて飲んだ焼酎から鹿児島旅行中にいただいた芋焼酎を私の体験物語とともに紹介します。

芋焼酎の基本情報

芋焼酎とは

 芋焼酎とはサツマイモを主原料として作った焼酎のこと。主な産地は鹿児島県、宮崎県、八丈島等だそうです。

 恥ずかしながら、私は芋焼酎は飲むまでじゃがいもだと思ってました…

鹿児島旅行中に出会った芋焼酎

さつま島美人

 初めましての芋焼酎。

 鹿児島サンロイヤルホテルのスカイバー「フェニックス」で知見を深めに行ったところ出会いました。

恐る恐るバーに入ると、やわらな雰囲気の女性バーテンダーが
「閉店30分前ですがよろしいでしょうか?」
と声をかけた。
「閉店30分前なんですね、じゃあやめておきます。」
そう言ってエレベーターホールに向かったが、やはり新たなる経験をしてみたいと思い、バーに戻って
「やっぱり1杯だけ飲んでいきます。」
と伝え直し、案内された席に着く。
スカイバーではあったが、夜景はイマイチで、窓の前には数々のお酒が並べられていた。
出されたメニューを見ながら
「鹿児島といえば芋焼酎ですよね。芋焼酎飲んだことなくて…初めてでも飲みやすいような芋焼酎ありますか?」
とお姉さんに聞いた。
「芋焼酎をあまり飲まれない方ですと、島美人が飲みやすいかと思います、あとはこの辺とか」(どの辺か忘れました)
とメニューにある焼酎銘柄をいくつか指差しながら説明した。
「ではよりおすすめの方をお願いします。」
と柔らかな笑顔で全ての匙をお姉さんに渡しておまかせした。
そして出てきたのが『さつま島美人』。

 さつま島美人は全国的にも流通しているとのことでした。今回は水割りでいただきました。
 匂いが特徴的なんだろうそんな風に思っていた芋焼酎であったが、非常に飲みやすく、甘味を感じつつすっきりと飲めるものでした。
 ちなみに、島美人という名前は島(世)の男性にいつまでも愛されるようにという願いから命名されたようです。

 この帰りにバーテンダーのお姉さんから芋焼酎についてもう少し教えていただきました。最近は芋焼酎のイメージを払拭して飲みやすくするために、芋焼酎らしくない芋焼酎もあるようです。

フラミンゴオレンジ

 こちらはオレンジのような味がする芋焼酎。ソーダ割りがおすすめとのこと。
 後日飲んでみましたが、本当にオレンジの味が…! 芋焼酎とは思えない。

だいやめ(DAIYAME)

 こちらはライチの味がする芋焼酎。こちらもソーダ割りがおすすめとのことでした。ホテルのお土産屋さんのおじさんが嵐の相葉くんが絶賛の芋焼酎と言っていました。後日飲んでみましたが、本当にライチリキュールのようでした。ロックで飲むとそのままリキュールを飲んでいるような感覚なので、こちらはやはりソーダ割りが一番美味しかったです。焼酎が苦手な人も美味しく飲めました。

鹿児島美人

 こちらはお土産屋さんのおじさんがおすすめしてくれたものです。バーで飲んだ島美人が美味しかったと言ったら、さつま島美人はどこでも買えるから、鹿児島限定の鹿児島美人がいいよと教えてくれたので購入しました。
 後日飲んでみましたが、家族も美味しい焼酎だと大絶賛でした。
 立ち位置的にはさつま美人より鹿児島美人の方が少し焼酎感があると言っていましたが、すっきり飲みやすく甘味もあるような、初心者でも飲みやすい焼酎でした。

石の蔵から(ISHINO KURA KARA)

 こちらは霧島のホテルの近くにあった居酒屋『四季ごよみ』でいただきました。

この日は大雨に降られ、7月なのに少し寒かった。
ホテルに早めに着き、温泉を満喫し温まった後、鹿児島名物の鳥刺しを食べるために目星をつけていた居酒屋へ。
雨は止んでいた。道中焼肉もいいな〜と気を取られ、迷いつつもやはり鳥刺しをと居酒屋を目指した。
それらしきお店に到着するも本当にやっているかなという雰囲気であったが、ドアが開いたので入った。
時刻は17時半で開店したてだったようだが、奥にお店の方らしき、長く生きて経験を積んでそうなお姉様がいらした。
「いらっしゃいませ、お好きな席へ」
とのことだったので、テレビの見やすそうな席を選択した。
芋焼酎欄を見るといくつか種類があったが、一番上に記載されていた銘柄『石の蔵から』を飲んでみることにした。
「すみません〜。石の蔵からを水割り?でお願いします」
と伝えた。
すると、氷のバケツとコップと、石の蔵からの瓶が来た。
(・・・石の蔵から水割り?って頼んだからだろうか、この出し方がデフォルトだからだろうか、ロックでも飲んでみいってことなのだろうか・・・)
頭の中で色々な想定が浮かんだが、せっかくだからロックで飲んでみるかと思い、飲んでみた。
(・・・美味しい!!!癖もなく飲みやすくすっきりしてる!芋焼酎はロックの方が好きかもしれない!・・・)
思いがけず芋焼酎のロックのデビューを果たした。
このお店では瓶1本は飲みきれなかったが、持ち帰ってOKとのことでお持ち帰りして後日家で美味しくいただいた。

 後日、調べてみると、

石の蔵からは原酒をオーク樽に貯蔵することにより強い香りを和らげて、バニラにも似た柔らかい香りとまろやかな落ち着いた旨みと甘みを引き出しているそう。そして、この17%の石の蔵からは地下183mから湧き出す霧島山系天然水で割り水してあり、原酒と相性の良い天然水で割ってあるから、そのままロックか、冷やしてお飲みください。

とHPに記載されていました。
(・・・そういうことか、ではすでに水割りされてますよってことだったのか納得・・・)

 ちなみに、石の蔵からの製造会社本坊酒造の古い石蔵は「鹿児島建築・まちなみ108景」にも選ばれているとのこと。(・・・今度行ってみたいな!・・・)

白露黒麹

 こちらは鹿児島から帰る最終日、空港内の『いわさきのキッチンさつま』でいただきました。こちらは水割りで。
 おそらく他のご紹介した芋焼酎よりもしっかりと芋の風味のある焼酎でした。すでに芋焼酎の虜になっていた私はこの芋風味の強い白露黒麹でも美味しくいただけました。
 白露の芋焼酎は本格派の芋焼酎のようなので、飲んだことない方はチャレンジになってしまうかもしれないので、ある程度飲んだら飲んでみるのもありかも?と思います。

今回出会った芋焼酎銘柄まとめ

フルーツリキュールのような味を楽しめる芋焼酎
・フラミンゴオレンジ
・だいやめ

初心者でも飲みやすい芋焼酎
・さつま島美人
・鹿児島美人
・石の蔵から(ISHINOKURAKARA)

本格的な芋の香りを楽しめる芋焼酎
・白露黒麹

芋焼酎飲んだことない方も、飲んだけど苦手意識ある方もぜひ新しい芋焼酎に挑戦してみてください!

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